ということで掲題のヒューズさんの著書について私が非常に学ばせてもらったことについて書いていきます。
第一章 抜粋
・薬剤師はすでに余りはじめている ・薬価差益は減少し、薬局の利益は縮小傾向 ・調剤報酬改定で、同じ仕事をしていても利益は減る ・超高齢化社会に向けて国の財源は苦しい ・薬局業界は変化し、大手と個人の二極化がすすんでいる
ヒューズ. 副業こそ薬局薬剤師・薬学生の最強の生存戦略: (p.38). Kindle 版.
上記はいずれもよく言われていることですが本書ではデータを使って事細かに根拠を解説しています。感覚的にも薬科大が4年生から6年生になって以降3倍近くにも増えていることからも想像に難しくないことかと思います。
調剤報酬に関してもハイリスク薬加算のベタ取りがダメになったり大手の基本料が下げられたり、後発加算の難化など・・・ネガティブに考えてしまう現状。10指標もあれだけ苦労して取って改定前とトントンだなんて
しかし嘆いてばかりもいられないのです。薬剤師が国の決めることを変えることは基本的には不可能。では何をするか、それは医療保険制度外でやるしかない、そう考えての副(複)業なのだと。もう避けては通れないと覚悟する第一章でした。
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